日本の大学入試にはどのような要件がありますか?
1.入学時に18歳以上であること。2.日本以外の国で12年間の教育課程を修了しているか、または入学前に修了予定の学生。(12年の教育課程を修了していない場合は、公式に指定された学校で課程を修了する必要があります。)3.国内の高校の卒業試験で、全科目に合格し、高校卒業証書を取得した学生。
ほとんどの学生にとって、国内で12年間の教育課程を修了し、高校卒業証書を取得すれば、日本の大学を受験する資格があります。同様に、専門高校や職業学校の学生が日本の大学を受験する場合も、関連する卒業証書を取得してからでなければ、受験資格がありません。
日本の進学ルート
準備段階(日本語、英語、数学、文系総合、理系総合の学習)→ 日本留学試験(EJU)→ 志願校の選択→ 大学内試験(筆記試験、面接)→ 合格して入学。
大学入試の流れ
01英語の成績
多くの学生が疑問に思うかもしれません。日本に留学するのに、なぜ英語を学ばなければならないのでしょうか?
トップ大学の主流学部では、通常英語の成績を要求されます。受験生はTOEFLやTOEICのスコアを取得するか、大学内で行われる英語テストを受ける必要があります(ただし、一部の大学ではTOEFLやTOEICのスコアを提出すれば、大学内テストは免除される場合もあります)。ですが、あまり心配しないでください。欧米の大学に比べて、日本の大学は英語の成績に対する要求はそれほど高くありません。例えば、最難関の東京大学でも、TOEFLで85点以上を取れば挑戦できます。
02 留学試験(EJU)成績
留考又称EJU試験は、日本の大学を受験したい学生にとって非常に重要です。EJUの成績は、どのレベルの大学を受験できるかに直結します。相応のEJUスコアを取得しないと、各大学の入学試験に進むことはできません。つまり、EJUの点数が高いほど、受験できる大学の数が増え、受験できる大学のレベルも高くなります。
EJU試験の日程:
大学入試センター試験(EJU)は、中国の大学入試とは異なり、毎年2回の試験機会があります。試験日は毎年6月と11月です。日本の語学学校は最も早く4月に入学するため、日本に来たばかりの学生は、より多くの準備時間を確保するために、通常11月の試験を受けます。
03 出願完了
一連の努力を経て、英語とEJUの成績を取得したら、おめでとうございます!これで日本の各大学の入試資格を申請することができます。日本の大学の校内試験を受けるための申し込みは、国内の大学の自主入試に似ています。この申請プロセスは、日本では「出願(しゅつがん)」と呼ばれ、中文では「出愿」と書かれています。
出願に関する用語、中日語対照表
出願の要件については、各大学で異なる規定がありますが、概ね同じ要件が求められます。出願申請書、志望理由書、高校(予備校)卒業証明書、高校の成績証明書、留学試験(EJU)の成績証明書、英語の成績証明書など一連の書類を提出し、希望する大学に郵送します。大学はこれらの書類を審査し(このプロセスは日本では「書類審査」と呼ばれます)、出願資格が確認されると、大学から正式に校内試験の参加を通知されます。一系列材料,邮寄给想报考的大学,而大学会审查这些材料(这个过程日本称为“书类审查”),当确认同学有报考的资格后,大学会正式通知你参加校内考。
出願時期:
学校の規定により異なりますが、前期は7月~8月、後期は2月~3月です。国公立大学は、留学試験の結果を参考にするため、試験後1ヶ月以上経過してから出願を受け付けることが一般的です。
04 校内試験
いよいよ日本での受験の最後の関門、校内試験です。校内試験の開催時期は、大学の規定により大きく異なります。比較的早い学校では、毎年6月に出願が始まり、9月に試験が行われます。遅めの学校では、12月に出願が始まり、翌年の1月に試験が行われます。
大学の校内試験は一般的に、書類審査、筆記試験、面接の3つに分かれます。書類審査は出願段階で大学に提出した資料と成績が審査され、その後、筆記試験と面接試験が行われます。
#筆記試験
文系学部では、小論文に加えて、英語や日本語の2科目を試験する学校もあります。難易度の高い学校では、専攻に応じて専門科目の試験が行われることもあります。
#小論文
大学の校内試験で最も多く出題される形式です。文系、理系、芸術系問わず、小論文が課されます。约字数はおおよそ800字で、学校や専攻によって内容や題材が異なります。一部の学校では、小論文A(論述問題)と小論文B(解釈問題)に分かれることもあります。主に学生の日本語能力と論理的思考力を評価し、また、学生が現在の日本社会や志望専攻についてどれだけ知識を持っているかも問われます。
#面接
筆記試験を通過すると、次は試験の最終ステップ、面接です。学生は教授と直接対話をし、自己アピールの場となります。学生の礼儀、日本語の会話力、コミュニケーション能力が主に評価されます。また、教授は学生が志望する理由や学習意欲についても確認します。
#芸術系の試験
日本の芸術学校では、専攻に応じた専門的な試験が行われます。一般的な学院の筆記試験とは異なり、芸術学院では、静物デッサンや手のデッサン、色彩構成、立体構成、漫画制作などの試験が行われます。
06 入試情報収集
日本の入試では、情報収集が本当に重要です。まるで大学入試の志望校選びのように、各大学の専門分野ごとの要求は大きく異なります。私たちは各大学の入試要件をしっかり把握した上で、それに対応した受験計画を立てる必要があります。
以下に、各大学の入試情報を確認する方法を整理しましたので、参考にしてください。
1.ウェブサイトで調査する
日本留学情報サイト「JAPAN STUDYSUPPORT」(公益財団法人アジア学生文化協会)
http://www.jpss.jp/
日本学生支援機構(JASSO)ウェブサイト
http://www.jasso.go.jp/ryugaku/
2.外国人入試ガイドを参照する
「私費外国人留学生のための大学案内」という本を購入することができます。日本の一般的な書店で販売されており、外国人学生が日本の大学を受験するための詳細なガイドが載っています。
3.目標大学のウェブサイトやパンフレットを参照する
多くの私立大学では、メールやFAXで連絡し、出願意向を伝えると、無料で入試に関する資料を郵送してくれます。国公立大学については、直接学校に行けば、関連資料を受け取ることができます。
4.大学を直接訪問する
日本の大学はキャンパスオープンデーを開催しているため、その日に学校を訪れることで、今年の入試に関する最新情報を得られ、また、試聴授業に参加したり、学生センターを訪れて学校のパンフレットや過去問、入試要項などの資料を入手することができます。
5.知日塾の先生に相談する
知日塾は、日本留学を希望するすべての学生に対して、入試に関する質問に答えています。日本留学に関して不明な点があれば、知日塾に相談してください。知日塾には専門のアドバイザーが揃っており、学生一人ひとりの状況に応じて、入試計画や進学先をオーダーメイドでサポートします。