この記事では、日本に留学して修士号を取得するための4つの方法について詳しく解説し、費用、難易度、時間のコストを全方位で比較し、最も信頼できる、自分に最適な留学プランを選ぶ手助けをします!
目次
01日本で修士を取得するための4つの方法
①語学学校→大学院修士課程に進学
②日本の大学院予科に申し込んで修士課程を受験
③国内から英語授業のSGUプログラムに直接申請
④国内で準備して、日本で修士試験を受ける
02 小テスト:どのルートが自分に適しているか
03 日本の大学院の支援制度
04 よくある質問の答え
05 知日塾のコース紹介
01日本で修士号を取得するための4つの方法
① 語学学校→大学院修士課程に進学
適している人:日本語がゼロの方、留学予算に余裕がある方
· 日本語の上達が早く、日本文化を体験できる
語学学校は日本語や学歴に関して特に要件がなく、準備が整っていない学生にとっては非常に良い選択肢です。語学学校は、初めて日本に来た学生が日本人の生活習慣や行動様式を体験し、コミュニケーションを取る良い場所でもあります。
· 受験情報を収集しやすく、受験の準備が便利
日本の語学学校に通っている間、各大学の試験情報を簡単に集めることができ、教授との面談の機会も多くあります(例えば、目標校のオープンキャンパスに参加することができます)。これにより、希望する大学の修士課程に直接応募することが容易になります。
デメリット
· 受験のサイクルが長くなる
多くの学生が語学学校に行きたくない理由は、同年代の学生がすでに国内で大学院に進学しているのに、自分はまだ日本語を学んでいるからだと思っています。しかし、知日塾babaが言いたいのは、日本に留学する学生のほとんどが基礎から始める必要があり、時間を無駄にしているわけではないということです。結局、異国で留学するためには言語を学ぶことが不可欠です。
·費用が高く、専門的な指導が不足している
語学学校の年間学費は75万〜80万円、加えて宿泊費や生活費も含めると、年間で10万RMBを超えることになります。語学学校の教師は主に日本語を教えることが中心で、日本の大学院入試に特化した専門的な指導は不足しています。
※ここで言いたいのは、知日塾は私塾による進学指導を行っており、語学学校も運営しているという点です。国内で語学学校の申請、ビザ手続きから、実際に日本に渡って語学学校や私塾で授業を受けるまで、一貫して知日塾でサポートしています!もし、時間を節約し、手間を省き、費用を抑えたいのであれば、私たちを選んで間違いありません!
②研究生→大学院修士
適している人々:日本語基礎があり、教授との接触を早めに希望する人
日本の「修士」は「修士課程」とも呼ばれ、大学によっては「博士前期課程」とも呼ばれます。日本の「研究生」は修士課程に進むための前段階として、修士課程に進む前の聴講生のような位置づけで(1年間)、主に教授と専門的な内容での調整を行い、専門知識を学びます。日本語に自信がない学生(例えば、N1を持っていない学生)は、大学が提供する無料の日本語学習コースに参加することができます。
メリット
低コスト
一般的に、研究生の費用は、選考料9800円、入学金84600円、学費29800円/月で、半年間の総費用は27万円、1年間の総費用は45万円程度です。
無料の日本語コース
日本語能力が不十分な学生には、大学が提供する無料の日本語コースが利用できます。
進学難易度が低い
教授や准教授、先輩がサポートしてくれるので、専門知識に関する疑問がすぐに解決でき、信頼できる進学指導を受けることができます。
拒否率ゼロ
日本の国公立大学は信頼性が高く、拒否されるリスクはゼロで、手続きも簡単で保証金も少なくて済みます(12万円で十分です)。
柔軟な学習期間
学生は自分の能力に応じて、研究生の学習期間を選べます。最短半年、最長で2年まで調整できます。
デメリット
研究生/聴講生は修士ではない
日本の研究生は修士課程ではないため、研究生から修士課程に進むのは100%成功するわけではありません。研究生に進んだとしても、修士課程に進むには努力が必要です(ただし、研究生は本学の修士課程だけでなく、他大学の修士課程にも応募できます)。
厳しい申請条件
東京大学などのトップ国公立大学で研究生を希望する場合、ほとんどは日本語の成績(N+、TOEFLまたはTOEICのスコア)が必要で、研究計画書の提出も求められます。一橋大学で研究生を希望する場合、出身校が一橋大学の協定校である必要があります。
③国内から直接申請できる英語授業SGUプログラム
適している人々:英語の成績が良く、GPAが高い人
SGUプログラムは、日本のG30プランのアップグレード版で、大学で提供されていた英語授業のプログラムを、スーパーグローバル大学(Super Global University)として強化したものです。アップグレード後、このプログラムを提供する学校の数は、13校から37校に拡大されました。
メリット
申請難易度が比較的低く、日語の成績が不要
SGUの英語の成績要求は、欧米の大学に比べて低く、名門校への合格率が高いです。国内の大学院入試や日本の他の入学試験に比べ、競争が少なく、名門校に入りやすくなります。日語の成績が不要なSGUプログラムは、英語が得意で、日語を学びたくない学生にとっては大きなメリットです。
申請プロセスは国内で完結
申請から合格通知を受け取るまで、すべて国内で完結します。日本に行って修士試験を受ける必要はなく、また日本で1~2年間の語学学校に通う費用や生活費を節約できます。
欧米の大学院に比べてコストパフォーマンスが高い
日本のSGUプログラムは、欧米の大学に比べて学費が低く、さらに学校から一定の支援金や奨学金が提供されます。また、SGUプログラムを提供する学校は日本のトップ大学であり、教育の質や学習環境も申し分ありません。
デメリット
国内から直接申請できる専門は少ない
修士試験を受ける他の進学ルートと比較すると、SGUプログラムで直接申請できる専門は少ないです。詳細については、本文末尾で問い合わせできます。
日本語に触れる機会が少なく、日本での就職が難しい
日本語の学習や交流の機会が少なく、卒業後、日本で正式な仕事を見つけるのが難しくなる可能性があります。
出身校や標準化試験、書類提出に対する要求が高い
相対的に、良い大学出身で、GPA(成績)が高い学生が申請に適しています。
一目で理解!各校のSGUプログラムにおける英語の要件
④国内での準備 → 日本で修士試験を受ける
適している人群:日本語と専門的な基礎があり、適応力が高い
日本の修士試験は日本で筆記試験と面接を行う必要があり、修士試験に参加するために観光ビザで日本に行くことができます。1校だけの受験では成功率が低いため、3〜5校に申し込むことをお勧めします。しかし、各大学の試験日程は異なるため、日本に何度も行く必要があり、現在、日本ではビジネスビザや短期留学ビザが開放されており、試験のためだけに日本に行くことができるようになっています。
メリット
語学学校の費用と生活費を節約できる
日本での生活費や語学学校の費用はかなり大きな支出となりますが、国内で準備することで、これらの費用を心配する必要はありません。
事前に準備でき、準備期間を短縮できる
日本留学を決めた場合、通常は大学3年生、4年生から日本語と専門課題の学習を始めることができます。
デメリット
日本語、専門的なスキル、適応力が非常に高い必要がある
心理的な素質が良く、また日本で試験の情報収集や資料提出をサポートしてくれる人が必要です。
*ここで少し補足します:
知日塾は国内と日本に直営の校舎を持っており、国内で日本語学習と専門科目の準備を開始できます。この期間中、知日塾を通じて日本の各大学の入試情報を収集し、出願書類を提出することができます。一定のレベルに達した後、知日塾の語学学校を通じて短期留学ビザ(3ヶ月)を取得することができます。これにより、時間、手間、心配を省き、日本での準備期間を大幅に短縮できます!生活費や語学学校の学費を大きく節約できます!
まとめ:上記の4つの進学パスでは、まず自分が目指す大学、専攻、研究室を明確にし、大学の公式ウェブサイトで募集情報を調べ、そこから自分の日本語レベルや専門知識の習得度に応じて、最適な進学方法を考えることが重要です。
02.小テスト:あなたに合った進学パスはどれ?
(1) 日本で修士号を取得する目的は?
A.学位を取得してキャリアアップ
B.学術研究を行いたい
C.日本で就職し、長期的に発展したい
(2)日本で修士号を取得したい専攻は?
A.現在の専攻 B.異なる専攻だが基礎がある C.異なる専攻で基礎がない
(3)現在の日本語レベルは?
A.N1 B.N4〜N2 C.ゼロからの初心者
(4)英語の成績はどうですか?
A.TOEFL 80以上 B.四六級に合格 C.四級に未合格
(5)日本留学の準備段階での予算は?
A.10万〜20万 B.10万以内 C.5万以内
(6)進学にかかる期間はどれくらいまで許容できますか?
A.1年以上 B.半年〜1年 C.6ヶ月以内
発表
上記の6つのテスト問題を解いた後、皆さんは様々な答えの組み合わせが出てきたと思います。知日babaはここで、4つの典型的な組み合わせを選んで、重点的に分析します!
CCCCAA型——周期が長く、予算が豊富。最適なパス①語学学校→修士試験
AAAACC型——基礎がしっかりしていて、時間とお金を節約したい。最適なパス④国内で準備→日本で修士試験
ACCACC型——英語が得意で、時間とお金を節約したい。最適なパス③SGUに直接応募
BBBBAA型——学問を追求したいが、日本語が普通。最適なパス②研究生→修士試験
その他の答えの組み合わせに該当する方は、最後のリンクをスキャンして@知日塾小可爱に質問してください。それぞれの状況に応じて、詳細に解説いたします!
03日本大学院支援制度
学費免除
学費免除制度は年に2回あり、基本的に入学前の約2週間前から申請が始まります(申請期間を逃すと受理されません)。免除額は全額免除と半額免除があり、留学生は成績が極端に悪くなければ学費免除を受けられる可能性が高いです。
奨学金
日本の奨学金にはさまざまな種類があり、大きく分けて以下の5つがあります。
日本政府(文部科学省)奨学金
日本学生支援機構(JASSO)奨学金
地方自治体および国際交流団体奨学金
民間団体奨学金
高等教育機関設立の奨学金
04よくある質問と回答
以下に、皆さんからよく寄せられる質問をまとめ、簡単に回答します。
Q:どの進学ルートが最も費用を抑えられますか?
出願・受験前の準備を含めると、ルート④「国内で準備 → 日本で修士試験を受験」 が最も費用を抑えられます。。
Q:どの進学ルートが最も時間を節約できますか?
SGU プログラム は準備期間が比較的短く、最短で半年 ほどで合格通知(オファー)を得ることができます。
Q:転学希望者に優しい学科は?
社会学、メディア学、表象文化論などは転学希望者に対して比較的受け入れやすく、むしろ多様な専門背景を持つ学生に適している学科といえます。
Q:日本の大学院は学部のGPAを重視しますか?
ルート①②④(修士試験を受験する進学ルート)では、筆記試験+研究計画書+面接の結果が重視され、GPAの影響は比較的少ないです。
一方、ルート③(SGU 直願)では、学部のGPAが一定の基準を満たす必要があります。ただし、大学や研究室によって基準が異なるため、詳細は各大学の募集要項を確認してください。
Q:大学院受験には英語のスコアが必要ですか?
理工系の専攻は基本的に英語の要求があることが多いですが、文系の専攻ではそれほど高くありません。一般的に、大部分の国公立大学では英語の成績が必要で、筆記試験もあります。一方、私立大学では、例えば東京理科大学などは英語成績の提出が不要です。
Q:学部で日本語を専攻していた場合、大学院では何を学ぶのが良い?
日本語教育学、社会学、メディア学、表象文化論などの専攻は、日本語専攻の学生が他分野へ進学するのに適しています。文系分野であるため、日本語力が高い学生は比較的スムーズに学習できるだけでなく、学問の視野を広げることができ、今後の進学や就職の選択肢もより広がります。
Q:短大卒でも大学院に進学できますか?
短大から大学院へ進学する方法については、次回の特集記事で詳しく解説します!興味のある方は、ぜひフォロー&チェックしてくださいね!
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