大学紹介|九州大学——2024年QS世界大学ランキングTOP200、歴史ある総合国立大学!
前回は名古屋大学をご紹介しました。
今回は、福岡市にある国立大学——
九州大学をご紹介します!
1875年に創立され、歴史と伝統が深い大学です。
交通も便利で、キャンパス環境も美しいです。
12の学部、19の研究科から選択可能です。
準備はできましたか?今日は一緒にその魅力を見ていきましょう!
九州大学
Kyushu University
九州大学、略して「九大」は、日本で歴史ある国立大学の一つで、九州地方の学術の中心でもあります。その前身は1903年に設立された福岡医科大学で、1911年に日本の七つの旧制帝国大学の一つに昇格し、日本の高等教育のトップレベルを象徴しています。現在、九州大学は人文学、社会科学、自然科学を主とする総合大学へと成長し、特に医学、工学、材料科学、環境科学の分野で高い評価を得ています。

この大学は福岡市に位置し、福岡は九州地方の経済文化の中心であり、活気に満ちた国際的な大都市でもあります。九州大学には現在4つのキャンパスがあり、その中で伊都キャンパスはメインキャンパスで、アジア最大の大学キャンパスの一つとして知られています。この新しいキャンパスは施設が充実しており、持続可能な開発に注力し、自然と現代的なデザインが融合しています。これにより、学生たちには非常に優れた学習と生活環境が提供されています。伊都キャンパスのほかに、大橋キャンパスは主に芸術とデザイン教育に焦点を当てており、筑紫キャンパスは工学研究に重点を置いています。箱崎キャンパスは現在、主要な教育エリアではありませんが、依然として豊かな歴史と文化的価値を持っています。

九州大学の規模について言及すると、現在約19,000人の学生が在籍しており、そのうち約2,500人が国際留学生です。さらに、約8,000人の教職員が働いています。大学には12の学部、19の学府(大学院教育機関)、16の研究院、4つの専門大学院、高等研究院、基幹教育院、そして5つの研究所があります。特に注目すべきは、九州大学が日本国内最大規模の大学附属病院の1つと附属図書館を有し、学術と研究のための多くの機関を持っている点です。
学術研究の分野では、九州大学は常に先端的な位置を占めています。毎年多額の研究費と豊かな研究成果を上げており、特に先進的な材料、生物医学、環境科学分野において、九州大学は多くの国際共同研究プロジェクトを主導し、顕著な成果を上げています。文部科学省が実施する「スーパーグローバル大学計画」の「トップ型」大学として、九州大学は世界中のトップ大学と協力関係を築いており、多くの国際学生を魅了しています。さらに、英語で授業を行うコースを多数開設しており、国際学生のための便宜を提供し、奨学金や支援プログラムを通じて、留学のハードルを低くしています。
次に、九州大学の世界ランキングを見てみましょう。2024年10月9日、英国の「タイムズ高等教育」は2025年の世界大学ランキングを発表しました。「教育」「研究環境」「研究品質」「産業連携」「国際性」の5つの側面で総合評価された結果、九州大学は昨年と同じ順位を維持し、世界で301-350位、日本国内では7位にランクインしました。さらに、2024年6月5日に発表されたQS世界大学ランキングでは、九州大学は世界167位、世界1503校の中で上位15%に位置し、日本国内では引き続き7位にランクインしています。これにより、九州大学の強力な国際学術的影響力と総合的な実力が示されています。

あなたが知らない九州大学
ちょっとした知識をシェア
留学を積極的に推進している大学!
——細やかな留学指導+多様な奨学金制度
九州大学の最大の特徴は、その国際交流の活発さです。留学生の受け入れと留学機会の提供に関して、システムが非常に整っています。
例えば、九州大学の修士課程や博士課程では、留学生が約20%から30%を占めています。さらに、学校は世界135の大学と提携しており、毎年約100名の学生がアメリカ、イギリス、中国、韓国などの有名大学に交換留学で派遣されます。
このプログラムに参加する学生は、留学先の大学の学費を免除され、九州大学の学費のみを支払うことになります。また、留学中には多くの生活面での便利さがあり、例えば留学先の学生寮に優先的に入居することができます。そして、留学中に得た単位は、九州大学が認めると、大学内の単位として認定され、学生の学業が中断することはありません。
申請について言うと、九州大学は学生に非常に詳細な指導を提供しています。毎年、学校は留学説明会を開催し、申請手続き、語学要件(例えばTOEFLやIELTSの成績)、学術計画、費用などに関する質問に詳しく答えています。学生を留学先に派遣するだけでなく、九州大学は世界中から多くの国際学生を受け入れています。学校が提供するサポートサービスも非常に充実しており、例えば日本語の語学コース、文化適応指導、生活面での支援が含まれています。また、「グローバルゲートウェイ」プログラムを通じて、国際学生はより速くキャンパスに溶け込み、日本の生活や文化環境に適応することができます。
さらに、経済的な支援についても、九州大学は力を入れています。大学は多くの機関と協力して、様々な奨学金の機会を提供しており、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金や各国政府の奨学金プログラム、そして学校内部の特別な支援などがあります。これらは学生の経済的な負担を軽減し、学術や文化交流に集中できるようにサポートしています。
学部紹介
/共創学部/
偏差値:60.0
九州大学の共創学部は2018年に設立され、学際的な協力を通じて、グローバルな複雑な問題を解決できる革新的な人材の育成を目指しています。現在のグローバル化が急速に進む時代において、環境、食料供給、人権、経済格差などの国境を越えるグローバルな問題がますます注目されています。これらの課題に対応するため、共創学部は「共創」の理念を強調し、学生が異なる分野の知識を結びつけ、実際の場面で柔軟に応用できる能力を養うことを目指しています。
この学部のカリキュラムは、社会、技術、経済など多岐にわたる分野をカバーしており、特に学生の積極的な学習能力、チームワーク精神、国際的なコミュニケーション能力の養成に力を入れています。また、学部は豊富な国際交流と協力の機会を提供し、学生がグローバルな視野を広げる手助けをしています。社会や企業との密接な連携を通じて、学生は実際のプロジェクトに参加し、実務的な問題解決能力を向上させ、学びを実践に生かすことができます。
/文学部/
偏差値:57.5
九州大学の文学部は1924年に九州帝国大学の法文学部文科から発展し、現在では約100年の学術伝統を誇り、西日本地域の人文学科教育と研究の中心です。この学部の目標は、古典文化から知恵を汲み取り、人類文化の普遍的な価値を探求すること、同時に現代社会の問題に柔軟に対応できる人材を育成することです。
文学部には4つの主要なコースがあり、21の専攻分野を網羅しています。選択肢が豊富で、哲学、歴史、文学、言語学、心理学など多様な分野があり、特に学際的な協力と研究を重視しています。たとえば、哲学のコースには哲学、倫理学、哲学史などの分野があります。歴史のコースは日本史、東洋史、西洋史、イスラム文明など多くの方向にわたります。文学のコースには国語学、英文学、フランス文学などがあります。人間科学のコースでは言語学、心理学、社会学などの多様な選択肢があります。
さらに、文学部は外国語教育を特に強調しており、国際的な仕事や研究を希望する学生のために「国際コース」を設け、英語以外の言語(フランス語、ドイツ語、中国語など)を深く学べる機会を提供しています。これらのプログラムは、学生が異文化交流能力を高め、グローバルな視野を広げるのに役立ちます。
/教育学部/
偏差値:57.5
九州大学の教育学部は、深い洞察力と共感能力を持つ人材を育成し、複雑で多様な社会で人々の相互作用において創造的に問題を解決できる能力を養います。この学部は人間の発展と成長を中心に、包括的な教育学および心理学のコースを提供し、理論と実践を融合させることを重視しています。目標は、総合的な素質と専門的な能力を兼ね備えた教育学者や心理学の専門家を育成することです。
教育学部には、教育学系と教育心理学系の2つの学系があります。教育学系では、グローバル時代に適応できる人材を育成する国際教育文化コースを提供しています。また、教育と社会の関係を研究する教育社会計画コースも開講されています。教育心理学系には、急速に変化する社会の課題に対応できる専門家を育成する人間行動コースがあります。さらに、心理臨床コースでは、発達臨床学、障害臨床学、生涯発達学などの分野を学び、さまざまな心理的課題に対応するための理論と実践的スキルを習得できます。
また、教育学部では国際コースも開設されています。このコースは、1955年から1996年までロックフェラー財団の支援を受けて設立された附属比較教育文化研究所を起源としています。教育学部は長年にわたり海外教育研究において優れた実績を持ち、グローバルな視野を備えた人材の育成に力を入れています。
2019年以降、英語で授業やゼミが受講できるほか、英語での卒業論文執筆もサポートされています。また、中国・台湾・タイ・ベトナムへの海外フィールドワーク(約8日間)や、モンゴルでの海外インターンシップ(2週間)が実施されるなど、実践的な国際経験を積む機会が提供されています。さらに、毎年、海外の教育機関を訪問するプログラムも用意されており、学生が貴重な国際的な経験を得ることができます。
/法学部/
偏差値:60.0
九州大学法学部では、法律と政治学の幅広い分野を網羅した専門的なカリキュラムを提供しています。基礎法学、公共法、社会法学をはじめ、民事法・刑事法、国際関係法、政治学まで、多岐にわたる学問領域を深く学ぶことができ、学生の総合的な法学知識の習得を目指します。
法学部の教員陣は多様性に富み、日本国内の教授陣に加え、アジア、ヨーロッパ、アメリカなどからの国際的な教員も多数在籍しています。これにより、学生はグローバルな視点から日本の法律や政治を見つめ直す機会を得ることができます。また、法学部では法律実務家を招いた特別講義が定期的に開催され、実際のケーススタディを通じて法律の実務的な応用を学ぶことができます。
2015年より、「グローバル・ヴァンテージ・プログラム(Global Vantage Program, GV)」が導入されました。このプログラムでは、学部課程と法学修士(LL.M.)課程を組み合わせ、法律の専門知識に加え、国際ビジネスで必要とされる語学力を兼ね備えた人材の育成を目指しています。さらに、法学部では「法律と実務セミナー(LP Seminar)」も開講されており、現役の法律実務家が講師を務めます。彼らの実務経験をもとに、学生は「生きた法律」を学び、研修の最後には模擬法廷を実施し、法律実務を体験することができます。これらのプログラムを通じて、学生は法律の理論だけでなく、その実践的な運用や課題についても深く理解することができます。
/経済学部/
偏差値:60.0
九州大学経済学部の歴史は1924年にさかのぼり、当時は九州帝国大学法文学部の一部として経済科が設立されました。1949年に独立した経済学部として正式に発足し、その後1965年に経営学科、1977年には経済工学科が新設されました。特に経済工学科は、工学と数学的手法を取り入れ、新たな経済学の分野を開拓することを目的としており、日本国内でも独自の学科として位置付けられています。
カリキュラムについて
経済学部の経済学・経営学科は、経済学と経営学の基礎理論を習得するとともに、国際的な視野を持つ人材の育成を目指しています。基礎科目に加え、経済分析・産業分析・企業分析の3つの分野にわたる必修・選択科目が用意されており、体系的な学習が可能です。
一方、経済工学科では、理論と分析ツールを融合し、経済システムを総合的に理解できる力を養います。主な学習分野として経済システム分析・政策分析・数理情報の3つがあり、数学的手法を活用した経済問題の解決に重点を置いています。
国際的な人材育成にも注力しており、2018年には「グローバルディプロマプログラム(GProE)」を開設しました。このプログラムは1年次後期から学生を選抜し、2年次から本格的に専門科目を履修する形で進行します。また、九州大学の文学部・教育学部・法学部・経済学部が連携し、「人社系副専攻プログラム」を提供しており、文系の幅広い知識を身につけた複合型人材の育成を目指しています。
さらに、経済学部は多くの海外大学と提携しており、中国人民大学とのダブルディグリープログラムや、オーストラリアでの短期英語研修プログラムなど、学生が国際的な経験を積める機会を多数提供しています。
/理学部/
偏差値:55.0~60.0
九州大学理学部は80年以上の歴史を持ち、基礎科学の教育と研究に特化しています。理学部には物理学・化学・地球惑星科学・数学・生物学の5つの学科があり、科学的思考力と論理的思考能力を備えた人材の育成を目指しています。基礎教育と専門教育を組み合わせた体系的なカリキュラムにより、学生は幅広い学術的訓練を受けることができます。さらに、すべての学科で「国際理学コース(International Science Course)」を設置し、グローバルな視点を持つ科学者の育成を推進しています。このコースでは、英語による授業や国際共同研究の機会が提供され、複雑な科学的課題に対応できる国際的な研究者の養成を目指しています。
九州大学理学部の大きな特徴の一つは個別指導制度です。すべての学生に学術アドバイザー(学業コンサルタント)が付き、学術面での成長を全面的にサポートします。
これらの教育プログラムの核心は、創造的思考を持ち、独立して問題を解決できる研究者の育成にあります。理学部では、専門知識の習得だけでなく、科学的探究心や論理的思考力を養うことにも重点を置いています。
/医学部/
偏差値:55.0~67.5
九州大学医学部は1903年に設立され、日本を代表する医学教育・研究機関の一つです。カリキュラムは医学、生命科学、健康科学など多岐にわたり、学部生・大学院生ともに充実した学習環境が整っています。医学部では、グローバルな視野と革新力を備えた医療人材の育成に力を入れるとともに、最先端の医学研究を推進し、未来の医療に新たな可能性をもたらすことを目指しています。
九州大学医学部には、医学科、生命科学科、保健学科の3つの学科があります。
医学科は6年制のコースで、臨床医学と基礎医学の教育と研究に専念しています。生命科学科は、人間および様々な動物モデルの生命科学を研究し、医学知識を世界に広めることを目指しています。保健学科は、看護学、放射線技術科学、検査技術科学を含み、学生は看護師、保健師、助産師などの国家資格を取得できます。各学科には、トップクラスの教授陣が揃い、九州大学病院などの先進的な医療施設との連携により、学生は豊富な実習経験を積むことができます。
/歯学部/
偏差値:57.5
九州大学の歯学部(歯科学院)は、急速に進展する最前線の歯科技術と知識に対応できる高水準な歯科医師の育成を重視しています。また、この学科は、グローバルな歯科医学と生命科学の研究を推進する専門家の育成にも力を入れています。コース内容は、基本的な歯科医学教育を提供するだけでなく、さまざまな実践活動を通じて、学生の知識、判断力、国際的な視野を高め、社会的責任感と深い人文学的素養を備えた国際的な人材の育成を目指しています。
九州大学の歯学部では、臨床実習に加えて、多くの実践的なコースも提供しています。例えば、1年目には、学生が附属病院を見学することで、歯科学生としての職業認識を深めます。さらに、3年目と6年目には、「研究展示」や「社会展示」などのコースを通じて、学生は実際に歯科研究や地域医療の実務に参加し、貴重な実践的経験を積むことができます。
現在、約30名の海外留学生が九州大学の歯学部およびその大学院で学んでいます。また、学校は韓国の釜山大学歯学部と学生交流協力を行っており、両校間の学術的な交流を促進しています。さらに、2006年からは1年間の卒後研修医制度が導入されており、ほとんどの卒業生がこのプログラムに参加し、専門能力をさらに高めています。
/薬学部/
偏差値:57.5~60.0
九州大学の薬学部は、これまで医療分野で直接活躍できる薬剤師や薬物研究の専門家、そして将来これらの分野でリーダーシップを発揮する高素質な人材の育成に力を入れてきました。より良い人材育成を目指して、薬学部は2006年からカリキュラム体系を従来の単一学科制から、創薬科学科(4年制)と臨床薬学科(6年制)**という二つの主要分野に変更しました。
創薬科学科では、学生たちは最初の3年間を講義や実験、練習を通じて基礎を固めます。3年生後期からは、各自の研究分野に進み、卒業研究を始めることで、専門的な学びと実践のステージに入ります。この学科では、学生に高度な専門教育を提供し、修士や博士後期課程に向けた準備をしっかりとサポートします。
一方、臨床薬学科は、実践的な能力の向上に重点を置いています。4年生後期からは共用試験に参加し、試験に合格した後、5ヶ月間の病院や薬局での実習が行われ、実際の操作経験を積みます。また、3年生後期からは研究室での実験や卒業研究にも参加し、学問的な進展を促進します。もし学生がさらに学びを深めたい場合や、医療薬学分野で研究を行いたい場合は、博士課程での進学が可能です。
/工学部/
偏差値:55.0~67.5
九州大学の工学部は、同大学で最大の学部の一つであり、人類社会の持続可能な発展に貢献する技術者や研究者を育成することに力を入れています。現在、工学部には5つの学科群があり、合計で12の学科が設置されています。
具体的には、Ⅰ群には電気情報工学科があります;Ⅱ群では材料工学、応用化学、化学工学、および融合基礎工学(物質材料コース)を含みます;Ⅲ群には融合基礎工学(機械電気コース)、機械工学、航空宇宙工学、および量子物理学科があります;Ⅳ群には船舶海洋工学、地球資源システム工学、および土木工学が含まれます;そしてⅤ群には建築学科があります。
工学部は、世界クラスの教授陣と一流の研究施設を備えており、カリキュラムは数学と自然科学を中心に展開され、社会の発展に多角的に貢献することを目指しています。ここでは、学生は自分の専門分野の知識を習得するだけでなく、倫理的意識や社会への深い理解、特に環境と人間に対する広範な認識も養うことが求められます。入学したばかりの学生にとって、1年次終了後に成績に基づいて異なる学科群に配属され、2年次終了時には、自分の学業成績に応じて最終的に特定の学科に所属することを決定します。
/芸術工学部/
偏差値:55.0~60.0
九州大学の芸術工学部は、芸術的な創造力だけでなく、学際的な知識と技術力を備えたデザインの人材を育成することに特化しています。
その前身は1968年に設立された九州芸術工科大学で、2003年に九州大学と統合された後、現在の芸術工学部が誕生しました。この学部は「技術の人文化」という理念を掲げ、科学技術と人文芸術を融合させ、社会の絶え間ない変化に対応することを目指しています。2020年から、芸術工学部は従来の5学科制から統一された「芸術工学科」に変わり、環境デザイン、産業デザイン、未来構想デザイン、メディアデザイン、音響デザインという5つのコースを設置しました。この構成により、学生は自分の興味に応じてコースを柔軟に選択し、視野を広げ、急速に発展する技術環境の中で社会問題を解決する力を養うことができます。
さらに興味深いのは、芸術工学部が国際プロジェクトを開設していることです。学生は2年次に英語での授業と実習を通じて、留学に必要なスキルを学び、3年次にはヨーロッパやアジアのトップデザインスクールでの交流プログラムに参加し、さらに自分のデザイン視野を広げることができます。このプロジェクトを修了した学生は、学士号に加えて、国際プロジェクトの修了証を取得します。入学後の第3学期には、異なる研究室の紹介や面談を通じて、自分の興味のある研究分野を選択し、関連する研究グループに参加します。
/農学部/
偏差値:55.0
九州大学の農学部は、世界的な食糧および環境問題に対応できる専門的人材を育成することに重点を置き、農学の核心的な使命に取り組んでいます。農学部には生物資源環境学科があり、これには生物資源生産科学、応用生物科学、地球森林科学、動物生産科学の4つのコースが含まれており、さらに複数の専門分野に細分化されています。このような学科構成は、学生に堅実な専門知識を提供するだけでなく、幅広い教養教育を重視しており、深い知識と広い視野を持つ複合的な人材を育成することを目指しています。
農学部では統一入試を実施しており、学生は入学後、まず基礎科目を履修します。入学から1年半後、学生は自分の興味や学業成績に基づいて、異なるコースに分かれます。3年次に進むと、学生は自分の研究分野を明確にし、4年次の初めに卒業研究の指導教員を決定し、卒業論文の執筆を開始します。このような段階的な教育方法により、学生は自分の研究方向を徐々に明確にし、必要な専門的なスキルを積み重ね、将来の発展に向けて堅実な基盤を築くことができます。
学部の入試方式について
九州大学には留学生向けにいくつかの選択肢があります。主なものには、一般選抜、私費外国人留学生入試、国際入試があります。その中で、私費外国人留学生入試は4月入学と10月入学の2つの方式に分かれています。一方、国際入試は、主に教育学部、工学部の10月入学の国際コース、および農学部に適用されます。これらの入試方式に関心がある場合は、具体的な学校の募集要項を確認し、試験形式の詳細を調べることをお勧めします。
具体的な詳細については、学校の募集要項を確認してください。
学部申請材料一覧
①履歴書(レジュメ)
②志望理由書、経験書(共創学部のみ)
③入学検定料納付領収書等
④高校卒業証明書および成績証明書の原本
⑤TOEFL、IELTSなどの英語試験成績証明書の原本
⑥EJU成績通知書
⑦パスポート、住民票のコピー
学部合格状況
2024年度留学生選抜合格状況
学部・大学院の学費
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